自己紹介

のんびりと司法書士を目指します。
H28年択一 (修正) 午前31 午後32 記述37.0 / H27年択一 午前32 午後28 記述32.0

2016年10月29日土曜日

H28第36問の再現とか得点とか配点の考察とか反省とか (3)

H28年度の記述式の結果をうけて

反省点

思いつく限り箇条書きで挙げてみます。

  1. 雛形を正確に憶えておくべきだった
  2. 添付情報を記号で挙げる形式に慣れておくべきだった
  3. 特殊な記載を求められた場合などにおいては、チェック機能を施しておくべきだった

ホントはもっと思いつかなければならない箇所があるのでしょうが、ぼくの分析力では所詮こんなものです。

特に1は情けない限りです。ぼくは記述式(不動産登記法)の勉強というのは過去問を1通り解いて、間違えた論点をノートに書き出して、それを憶えただけなので、雛形の暗記はやっていませんでした。(その結果がこのざまなのですが...)

書き方が分からない、憶えていないってのはどうしようもないです。応用力でどうにかなるものでもないです(そもそも、ぼくは応用力に乏しいです)


また2ですが、単に「添付情報を書け」という問いであれば殆ど間違わないであろうレベルなのに、記号になった途端こんがらがってしまいました。
まず、添付情報を考えてから記号を探すのか、あるいは記号を見ていって当てはまるものを解答していくのか...、試験本番中にどちらが早いか検証、なんて悠長なことをやってました。そのくせ間違いまくっているのだから世話無いです。
だいたい、ぼくはこういった処理能力にも乏しいので、もっと練習を積んで慣れておくべきでした。そのためにもより多くの問題(出題形式)にあたっておくことが必要であったと考えます。


前年度以前と今年度で特に目に見えて違った点といえば、会社法人等番号の記載を求められた点ですが、ぼくは第3欄(2)だけまるっと記載を忘れていました。焦っていたから、というのは当然ですが、3のようなチェック機能があれば回避できたのではないかなと思います。


僭越ながら勉強法やアドバイスなど

記述式の論点に関しては、記述式の過去問から学ぶべきだと思います。もちろん択一の知識だけで解ける場合もあるのかも知れませんが、例えば第2欄(1)であったように「他の登記に先立って登記名義人の変更をする」なんてことは択一の問題では出てきませんので(考えれば当然のことですが)、やはり過去問はやっておいた方が良いと思います。

ただし、同じ問題を何回も繰り返して解く意味は記述式に関してはあまり無い気がします。無駄に時間も掛かりますし。そこで、間違えた論点をノートにでも書き出し、それを憶えるようにすれば効率もよいと思います。


次に、雛形は憶えるべきだと思います。憶えていなかったぼくが言うのも何ですが、解答を書く段階で「あっれー、どうやって書くんだっけ?」と考える時間が無駄ですし、そもそも内容が合っていても書き方が違えば減点です(たぶん)。

過去問等を解く中で憶えられるものならそれでもいいと思いますが、問題中で全てのパターンが網羅されているとは限りませんので、問題中で出てこなかったものだけでも憶えておくべきだと思います。


最後に、どんな形式の問題であっても対応できる自分なりの解き方を確立することが大切だと思います。例えばぼくは、時間が掛かっても必ず次のような図を書きます。

今年の試験で実際に答案構成用紙(問題冊子、解答用紙とともに配られるA4の紙のこと)に書いたものの一部ですが、この様な図を元に登記するものを挙げていくようにしています。今年は大して複雑ではなかったので、ぶっちゃけ図を書く必要もありませんでしたが(後で考えれば、ですが)、混同などは図を書けば一目瞭然です。

当然ながら、図を書くというのは時間が掛かり過ぎるので(ちなみに今年の第36問は約1時間10分掛かっています)同様の方法はあまりお勧めしませんが、このように自分なりの解き方を探してみてください。

また、気づいたことがあれば、目立つように赤ペンで書き残しておき、あとでチェックするようにしていました。(会社法人等番号もここにメモしておけば良かったと後悔しています)どんな些細なことでもメモなり、ラインを引くなりしておいたほうがいいのではないかと思います。時間が経過するにつれどんどん焦りが出てきますから、その時のためにも是非。

以上

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